2012年1月19日木曜日

跳槽活动

年明けてから、あっという間に半月が経過している。

またもや更新が滞ってしまった。理由は、転職活動真っ最中だから。

去年の12月半ばから、転職活動を始めて、年末年始を挟んでこの期間、計6社の面接を受験。

その詳細は・・・。

2012年1月1日日曜日

新年好!

改めまして、新年明けましておめでとうございます。

年明け間もなく新潟で震度4の地震、そして昼過ぎ、関東東北一帯でも震度4の地震・・・のっけから何ともきな臭い年明けですね。

ニューヨークについてせっせと思い出して書いてた関係で、折角だからEarthCamでタイムズスクエアの年越しカウントダウンを観てやろうと、13時半くらいからPC前に張り付いてた。


日本時間で14時丁度、カウントダウンと共に盛大な花火が上がってニューヨークでも晴れて年明け。
その場にいたらさぞ楽しかっただろうな。

因みにレディーガガとかもパフォーマンスで来てたらしいけど、自分が観たときには全然知らん女性アーティストが唄ってて分からんかった。

去了美国,纽约!5

気がつきゃすっかり年が明けて2012年・・・図らずもこのタイミングで、明けましておめでとうございます。
日本にとって、激動の2011年が終わって今年はどうなるやら。自分個人に関して言えば、やりたいこと、やるべきことが山積みで今年は色々と忙しくなりそうだ。

さて、旅の続きをば。2日目、グッゲンハイム後にしてから。

次の予定、すぐ近くのホイットニー美術館に向かう。ところが、ドアマンに今日は休館日だと告げられ入れなかった。
休館日は、開館時間と同じく予定立てる際にちゃんと調べてたつもりだったんだけど、ミスった。。。

思いかけず予定が空いてしまい、さて次はどこへ行こう・・・とりあえず、ホイットニーの目の前に屋台が出てたんで、ミネラルウォーターとホットドック買って食った。

ニューヨーク市街至るところに、ホットドッグとかプレッツェル、飲み物を売る屋台があって、これもその一つなんだけれど、このホットドッグが激マズ・・・10数年前の学生の時ロサンゼルス行ったことがあって、その時行ったドジャースタジアムで食ったドジャードッグもそうだったんだけど、パンはボサボサ、ソーセージは何の肉使ってるのかさっぱり分からない、ジューシーさのかけらもない代物。ただマスタードとケチャップの味ばっかりで後味も何とも・・・本場の味、と思って食うと必ず裏切られると思う。これはもう二度と食いたくない。

気を取り直してセントラルパーク沿いの路上のベンチ座ってガイドブック眺めて次の行き先探してると、すぐ近くのフリック・コレクションという美術館が目に入ったんで、行ってみることに。フリック某という昔の大富豪が蒐集した美術品を展示してる美術館で、建物は氏が昔実際に住んでた邸宅なんだそうな。

何の予備知識もなく行ったんだけれど、これが個人的には大当たりだった。ピカソの青年時代初期作品の企画展示に始まり、ヨーロッパ中世から近代印象派の時代のものまで、うおお、と唸るようなのが展示されてた。覚えてるだけでもエルグレコやベラスケス、レンブラント、好きなターナーもあったしドガも、あと驚いたのは昔世界史の教科書で何度も見たホルバインの聖トマス・モアの肖像画まであったことだ。加えて建物の宮殿のような荘厳さがたまらず・・・ずっとここにいたい衝動に駆られつつも、閉館時間の17時が来てしまった関係でしぶしぶ退館。作品含めて、館内の写真撮影が許されていなかったのが残念だが、本当に雰囲気は素晴らしいところ。半ば偶々とはいえ、来れて本当によかった。

で、フリックコレクションを後にして、セントラルパークをぶらぶら横断。



よく日比谷公園が東京のセントラルパークと比喩されるけど、広さからして桁違いに全然違う。こんなにもデカかったのかと面食らった。。と、向かった先は、セントラルパークの反対側、アッパーウエストにあるダコタ・ハウス。


かつてジョン・レノンとオノ・ヨーコが住み、正面玄関でジョン・レノンが射殺された高級アパート。別に何がある、というわけではないが、やはり周囲には記念撮影してる観光客が何人もいた。一応ビートルズ・ファンの一人として、折角ニューヨーク来た以上はここ訪れないわけにはいかなかった。

夕暮れが訪れて、街中が仕事終わって家路に着く人々で溢れてきたが、これからどうするか、あまり考えてなかった。
そこで、何となく昼間ウォール街そばで観たOccupyWallStreetデモの人々がいまどうしてるか気になって、地下鉄乗ってまたウォール街方面へ。

夕方になると、駅の改札前やホーム、いたるところでミュージシャンが繰り出して楽器演奏始める。驚いたのは、列車内でもパーカッション持った3人組くらいが一駅の区間内で演奏聞かせてくれたことだ。まさにこんな感じ。



ニューヨークではこれが日常の風景みたい。乗客もみな顔色一つ変えずに演奏聴いてるし、演奏終わったら拍手してるし。なんて自由な空気なんだ、素敵。。。

さてウォール街近くに舞い戻って、デモの様子観に行ったけど昼間と大して変わらなかった。。。警官もそうだし、取材してるマスコミも昼間と変わらない感じでずっとそのまま。

ただ周囲を行き来する人の流れはずっと減ってたんで、グラウンド・ゼロの周囲をブラブラ。消防士、警察官をたたえたレリーフを発見。


丁度メモリアル・パークがまだ建設中だったよう。しかし建設中のビルには早くも煌々と明かりがついてて、壁面には巨大な星条旗が。周囲のビル群の巨大さと相俟って、アメリカのパワーを感じる。


しかし、アメリカがテロとの戦い、報復と称してイラク、アフガン、パキスタンでやってきたこと、今もしていることを考えると、アメリカの正義の言い分ばかり聞いていても何とも複雑な気持ちにならざるを得ない。これについて言い出すとまた長くなってしまうので、また別の機会に。

さてそのあと、どこへどうするでもなくぶらぶらとマンハッタンを北上して歩いて行った。途中、妙に暗い、小汚い感じのエリアを通過。どうもその辺がソーホーだったらしい。昔は若手アーティストらが大勢住んでた物件の安い地区だったらしいけど、最近はだいぶ開発が進んでアーティストらもブルックリンとかに移っちゃったとか。昼間見て回るとまた何か違って見えたのかもしれないけれど、夜は何もない感じのとこだった。

どれくらい歩いただろうか。気がつけばいつの間にか5thAvenue、いわゆる5番街に入ってたようで、目の前に、ライトアップされたエンパイア・ステートビルディングが見えてきた。


どうしようか一瞬迷ったけど、折角来たんで展望台に登ってみることに。一般の展望台は86階、別料金でその上の102階まで行けるとのことなんでそっちの分のチケットも購入。



・・・同じ高層ビル展望台からの夜景と言えば、新宿にある東京都庁の展望台からの夜景もなかなかイイと思うんだが、やっぱここはニューヨーク、夜景には格別のものが感じられた。しかし何といってもこのエンパイア・ステート・ビル、竣工したのがはるか戦前、世界恐慌冷めやらぬころの1931年、それが今でもひび一つ入ってないっていうんだから凄い。86階の一般展望台から102階へ行くエレベーターなんか、かなりレトロなもので時代を感じた。さすがに、あんなに高くて狭い部分のエレベーターなんてそうそう交換できんだろうからなあ。。

エンパイア~を後にした時点でもう23時近く、いい加減疲れ果てて宿へ帰投。

宿近く、バス降りた辺りの街並み。0時近くでも女の子が一人で犬の散歩してた。本当に、安全な地区なんだなあ。。。


自室着いた頃には、足が棒のようになっていた。この日一日で何キロ歩いたんだろう。。。

3日目へ続く。

去了美国,纽约!4

NY2日目。

朝、宿の御主人と奥さん(アメリカ人)と朝食を頂く。昨晩帰り道バス間違えて散々な目に遭ったと話したら、ご主人からなにやってんのよーとやはりツッコミが(笑)

さて、この日は午前中に世界貿易センタービル跡(グラウンド・ゼロ)やウォール街等のマンハッタン南端を観て回って、午後はグッゲンハイム美術館とホイットニー美術館を観て回ろうと予定してた。

シャワー浴びてバスに乗って、マンハッタンへ。ポートオーソリティーバスターミナルからマンハッタン南端までは地下鉄1本で行けてしまうが、バスターミナル出て快晴のニューヨーク市街に一歩出るや、空気の気持ちいいこと。。。


方角とかは大体把握してたんで、折角気持ちいいい気候なんで暫くまた歩いてみることに。

8thAvenueを暫く南下して、ペンステーションの近くまで来ると、快晴の空の向こうにエンパイア・ステート・ビルが。


この辺から地下鉄乗って、マンハッタン最南端まで。フェリー乗り場の岸壁から、自由の女神像を拝む。


自由の女神像のあるエリス島までのフェリーが観光客の人気スポットになってるみたいなんだけど、一体何時間待たなきゃいかんのかってくらい恐ろしく長蛇の列が出来てる・・・元々興味もそんなになかったんでスルー、地図を頼りにちょっと歩いてウォール街へ。



さすがに全世界の金融の中心地。街の雰囲気が他と違う。街行く人々も、皆スーツで固めた、特に白人が多い。

丁度お昼だったんで、街中の屋台で弁当買ってその辺のベンチ座って食べた。チキンライスみたいなもんだったんだが、凄まじい量に加えて鶏肉もパサパサしてて食べづらく、勿体無いことに1/3近く残してしまう。

さて次に旧世界貿易センタービル、通称グラウンドゼロへ。ウォール街のすぐ隣ってのは分かってたからすこし歩くと、偶然反格差でも(OccupyWallStreet)のデモ群衆が集まってる公園に辿り着く。





日本に居た時からニュースで聞いてたし、現地のテレビでもいつもトップニュースで扱ってたけどそんなに大きな混乱は生じてないようだった。でも周りを群衆と同じくらいの大勢の警官が囲ってて、人々を小さな公園に押し込めてるように見えたのでその甲斐あっての状態だったのかもしれない。プラカードには、資本主義の矛盾を叫ぶ声や、ウォール街の金融企業のCEOを詰る声が多い。若い学生風もいれば自分とほぼ同じくらいの人々も、はたまた60過ぎた感じのお年寄りも結構いたりして、最初は若い人々のデモってイメージがあっただけに意外だった。

グラウンド・ゼロ一帯は新たなビルの建設が進んでて、ゴミゴミした感じ。再建に向けたアメリカ人の執念みたいのが伝わってきた。


で、ここから地下鉄乗って、マンハッタンを北上してアッパーイーストへ、目指すはグッゲンハイム美術館。
ニューヨークの地下鉄って路線名が1,2,3とかの数字だったりアルファベットだったり、駅名も○○thStだったり××thAvだったりで最初は違和感感じたんだけど、慣れるとこれが実に分かりやすい。そもそも街が碁盤の目状に区切られててストリートやアヴェニューも順番に番号付けられてるから、方角さえ分かれば行きたいところまでの順路が大体分かってしまうのだ。駅名もそうだけど通りの名づけ方も、英語を母国語としない異国人にも実に分かりやすい、合理的なものだと思う。他方でひょっとすると、日本の地下鉄だけじゃなくてJRとかの駅名も、全部地名だから外国人には実にわかりにくいだろうな。。。



アッパーウエスト一帯は、重厚な高級マンション立ち並ぶセレブの街。どのマンションのエントランスにも、制服着たドアマンが立ってる。それを横目にセントラルパークに沿って北上して、独特な外観のグッゲンハイム美術館へ。


特に目当てがあったってわけではなかったんだけれど、ウォーホールやリキテンスタインに始まり、カンディンスキーを沢山見れたのがよかった。昔教科書で観た「Composition VIII 」を始め、タイトルは忘れたけど小品で宇宙に思いを馳せたような作品があって、しばし足を止めて見入ってしまった。

ただグッゲンハイムはちょうど色々改装中だったようで、全体的に展示が少なかった気がする。それが残念。

長くなってきたんで一旦小休止。続く。